パーソナルジムオーナー

「運動部の経験を活かして、卒業後はパーソナルジムの仕事をしたいと思っている」

「将来的にはジムのオーナーになりたい」

現在、卒業後の進路にそのような希望を持っている高校生のみなさんもいらっしゃるのではないでしょうか?

この記事では、パーソナルジムのオーナーの仕事内容やなり方、学べる学校や将来性について紹介します。

この記事を見て、パーソナルジムオーナーになるためのイメージづくりの参考にしてくれれば幸いです。

パーソナルジムオーナーの仕事

パーソナルジムオーナーの仕事は、ジムの経営をスムーズに進めることです。

例えば、お客様に提供するプログラムの作成やスタッフの管理・モチベーションアップ、器機のチェックや毎月の家賃・スタッフの人件費などのランニングコストの確保などです。

スタッフを雇わずに一人で運営する場合には、パーソナルトレーナーとしての接客業務、電話対応なども行なうことになります。

パーソナルジムオーナーのやりがいは3つです。

①ひとりひとりのキメ細かい健康づくりをサポートできる

パーソナルジムでは、一人につき専属トレーナーが一人つきます。

それぞれの体型の悩みや健康状態に応じた的確なアドバイスができるため、お客様の反応を身近に感じられるのがメリットです。

そのサポート役を担えるパーソナルジムを開くことは、社会的な貢献度が高いやりがいのある仕事といえるでしょう。

②ビジネスに必要なすべてを学べる

ビジネスに必要なことをすべて学べるのは、やりがいとなります。

オーナーを務めることで、幅広い経営能力が身につくからです。

具体的には「マーケティング能力」「ブランディング能力」「マネジメント能力」などです。

これらの能力を学べるのがオーナーとしての魅力であり、やりがいの一つとなります。

ちなみにブランディングとは、自分の商品価値を広く知ってもらうための活動のことです。

③高収入を得られる

高収入を得られるのはやりがいの一つです。

うまくいっている経営者のなかには、年収1,000万円以上稼いでいる人も珍しくありません。

高収入を得るためには、集客方法を工夫することが大切です。

例えば、駅の近くや住宅地、オフィス街など利用者が多く見込まれる地域にジムを開いたり、InstagramなどのSNSで有益な情報を発信し続けたりする方法があります。

一番は、自身や所属するパーソナルトレーナーの技術力を高めることですが、集客方法も工夫する必要があります。

次にパーソナルジムオーナーに向いている人の特徴です。

その特徴は2つあります。

①目標達成までの事業計画を立て実行し続けられる人

個人でパーソナルジムを開業する際には、しっかりと目標達成までの事業計画を立てて実行していくことが大切です。

売上を上げるためにお店の特徴を活かした計画を立てないと、経営が安定せずに廃業に追い込まれることになりかねないからです。

具体的には、お客様のニーズをしっかりとつかみ、求められていることを実行し続けることが必要となります。

その結果、お客様にピンポイントでサービスを提供することになり、口コミで新規のお客様を呼び込むことも可能です。

②地道な努力ができる人

地道な努力ができる人は向いています。

いきなり稼ぐことは難しいことですが、経営者として地道な努力を重ねることで徐々に経営が安定する可能性が高まるからです。

例えば、「スタッフマネジメントを怠らない」「トレーニング技術を惜しみなく提供する」「お店の問題点や改善点を考え続ける」などの努力です。

これらのことを地道に行なえる人は、オーナー向きです。

パーソナルジムのオーナーになるには?

パーソナルジムオーナーになるには2つの方法があります。

「起業する」「フランチャイズ契約をする」です。

①起業する

パーソナルジムを自分で開く方法です。

いきなり大きな場所で開業することは難しいため、まずはマンションの一室など小さなスペースで始めるのが現実的です。

開業前には「ジムのコンセプト」「収入を見込める価格設定」「利用者層」などをしぼりこんでおく必要があります。

そして、一番大事なトレーニングマシンの購入です。

トレーニングマシンは新品だと50万円〜100万円ほどかかり、なかには200万円ほどのものもあります。

資金が厳しい場合には、必要最小限の器具だけでトレーニングできる「マイクロジム」や器具をつかわない「自重トレーニングジム」を開くのも賢い選択です。

②フランチャイズ契約をする

フランチャイズに加盟してジムを開業する方法です。

フランチャイズを行なう企業は、ジム経営初心者のための研修制度や成功方法を知っています。

そのため、個人で開業するよりも不安なく始められるのがメリットです。

開業資金は500万円からになります。

契約をすると、フランチャイズ本部への加盟金やロイヤリティが発生するため、個人経営というよりも雇われて働く性格が強いのが特徴です。

必要な資格

パーソナルジムのオーナーになるために、特別な資格はありません。

しかし、持っておくと良い資格がいくつかあります。

①健康運動指導士

「公益財団法人健康・体力づくり事業財団」が行なう資格試験です。

お年寄りや運動不足の方など、その人に合った方法で効果的な運動を考える人材を養成する資格です。

健康運動指導士になるためには、講習会を受講するか、健康運動指導士養成校での講座を修了し、認定試験に合格しなければいけません。

講座には、「104単位コース」「70単位コース」「51単位コース」「40単位コース」があり、それぞれ4年制体育系大学卒業、トレーナーの資格を持っているかなどの条件で受講資格が変わってきます。

「公益財団法人健康・体力づくり事業財団」が行なう養成講習会に参加すれば、大学を卒業していなくても資格取得が可能です。

受講料は104単位コースが288,750円(税込)、70単位コースが213,950円(税込)、51単位コースが160,050円(税込)、40単位コースが133,650円(税込)となっています。

②JATI認定トレーニング指導者資格

「特定非営利活動法人日本トレーニング指導者協会」による、科学的根拠に基づいた運動プログラムの作成・指導を行なう人材を養成する資格です。

資格はJATIの会員となり、「講習会受講」「課題提出」「認定試験」に合格することで取得できます。

受講料は115,500円(税込)です。

③NATA-ATC

全米アスレティックトレーナーズ協会が行なうアメリカの認定資格です。

国際的に知名度の高い資格で、アメリカではトレーナーとなるなら必須の資格となります。

例えると、看護師や理学療法士と同じくらいの価値を持つものです。

資格取得には、アスレティックトレーニング教育認定委員会(CAATE)が認めるアメリカの大学院のアスレティックトレーニング学部に入り、在学中に認定試験を受講して合格しなければなりません。

アメリカの大学院に通わなければいけないため、難易度が高い資格です。

取得できればトレーナーの技術を強くアピールできるため、取っておくと大変有利な資格といえます。

ただ、大学院で学ぶための時間や資金を確保できるかは、よく検討しなければなりません。

費用は留学資金が約240万円〜480万円、生活費は約6万円〜20万円ほどです。

専門的な学校・学科はあるの?

パーソナルジムオーナーになるために、トレーナーとしての実績があるとより信頼できるジムと認めてもらえます。

そのため、まずはパーソナルトレーナーになる必要があります。

学べる学校は、大学ならば健康・スポーツ学科、専門学校ならパーソナルトレーナー科のあるところがおすすめです。

トレーニング理論を学んだり、実際にトレーナーの模擬練習をしたりする授業が用意されています。

資格取得をサポートする体制も整っているので、在学中に多くの資格を取っておけるのが魅力です。

そして、トレーナー職についたあと、パーソナルジムの経営について学ぶなら、大学のスポーツ経営学科がおすすめです。

なかには通学せずに自宅のパソコンで学べる学校もあるため、すき間時間を有効に使って上手に学んでいきましょう。

パーソナルジムオーナーの年収・給与・収入

パーソナルジムオーナーの平均年収の正確なところはわかりません。

しかし、年収1,000万円以上を稼ぐことも夢ではありません。

具体的には、独自のトレーニング内容を考えたり、実績のあるトレーナーを採用したりするなど他のジムにはない特長を出すことが大事です。

ほかにもジムのホームページのSEO対策、TwitterやInstagramなどでアピールすることで集客する方法もあります。

ちなみにSEOとは、Search Engine Optimizationの略で、特定のキーワードで検索エンジン上にWebサイトを上位表示させる対策のことをいいます。

これらの方法は時間をかけて行なう必要があるため、地道な作業が必要です。

パーソナルジムオーナーの社会のニーズ・将来性・まとめ

パーソナルジムを求める人は、ますます増える傾向にあります。

老化防止対策のために健康アドバイスを求めるシニア世代、ダイエット目的で効果的にやせたい女性、ボディメイクをして理想の体型をつくりあげたい人など、さまざまな人がパーソナルジムを求めているからです。

そのため、今後もパーソナルジムがなくなることはないといえるでしょう。

将来、パーソナルジムオーナーになるならば、まずはトレーナーとして実績を積むことが近道です。

開業したときに、「この人が開いているジムなら通ってみよう!」と信頼関係を築ければ、すんなりとスタートできるはずです。

そして、確かな技術を提供し続ければ、1,000万円以上の収入を得ることも夢ではなくなります。

人々の健康をサポートするパーソナルジムオーナーは大変魅力的な仕事なので、挑戦してみてください。

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