インターンシップが就活の一環に組み込まれて久しいですが、そもそもインターンシップって絶対に参加せなあかんの? とモヤモヤしている人もいるのではないでしょうか。
「インターンシップは必要か否か?」について考えてみましょう。
現在、就活生は、3年生の夏インターン、10月からの業界研究イベント参加、2月までにインターンシップ参加の流れを経て、3月以降の求人応募になだれこむ、というのが基本的な流れです。(4年制の場合)
3月以降に活動開始するため、インターンシップは特に参加しないまま就活に向かう人もいるため、インターンシップは“絶対に”「参加しなければ就職できないわけではない」のです。
ただ、冬季のインターンシップは、時期的に「会社説明会」の前倒しとして位置付けて実施する企業がほとんどです。採用情報公開が解禁されるのは3月1日。本格的に就活が始まってしまうと、エントリーする社数は20社以上が平均。想像以上に「時間がない!」と痛感することでしょう。
少しでも早く業界・企業研究を始めれば、その分、余裕をもって、より幅広く奥深い知識を持って就活に取り組めるのです。
就活にフライングはない!
インターンシップに参加すれば、その分、早い就活スタートが切れる
就活開始後に「時間がない!」と焦りたくなければ、より多くの企業のインターンシップに参加しよう
さて、インターンシップの最大の目的といえば「企業の仕事現場を体験する」ことですが、
企業のこと・仕事のことを本当に理解しようと思ったら、1日や2日で事足りるものでは、とうていありません。実際の企業に行っての実習に加え、事前事後の学習や課題設定、参加企業からのフィードバックなども経験して初めて、その企業の仕事の流れを理解することができるというもの。(それでも入口程度)
「仕事とは?」を理解するこの経験のあるなしで、就職後に「こんなはずじゃなかった」と感じ、早期離職というリスクを大幅に低減することが可能です。
大学でも、インターンシップで単位を認定する場合、少ないところでも1週間、平均で2週間程度の参加が必須となっています。同じインターンシップという呼称でも、就活用とは期間も目的も、大きな違いがありますね。
もちろん、就活用インターンシップが無意味なわけではなく、幅広い業界・企業研究をエントリーにつなげるという目的があるのですが、
「働く」ということを理解し、自分の将来のキャリア形成に活かしていくなら、長期の本格的なインターンシッププログラムに参加する方が、将来のキャリアアップには圧倒的に有利にはたらきます。
そのためには、就活スケジュールに追い立てられる3年生よりも、もっと早い段階(1・2年生)で、インターンシップ参加して、企業や社会の現実に、いち早く触れておくのが必要です。
1社の長期インターンシップに参加し、その企業を深く理解することで、社会や企業を見るスキルが、各段にアップしますよ。
時すでに冬。
すでに就活まっただなかの現3回生にとっては、「インターンシップ参加するか否か」なんて考えてるヒマはありません。今募集しているインターンシップは、3月1日のG.Oに向けた助走区間。
よーいどんで、その場からスタートするより、助走で勢いをつけてスタートする方が、スピードに乗ってレースを先行できるのは当たり前。
悩むより、まず「参加」という行動を選択しましょう!
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